プログラムの可読性 とは

プログラムの可読性とは、プログラムのコードを読んだとき、その処理の流れなどの分かりやすさのことである。

プログラムは、書いている時間よりも読んでいる時間の方が長いと言われるほど、読んだときの分かりやすさが重要になっている。そのためにはコードの可読性を上げる必要がある。具体的には、変数や関数には省略せずに一目で理解しやすい名前をつけたり、適切なコメントを付けるといったことを意識することが重要である。また、チーム開発を行う中では、チーム内でコーディング規約を定めておくことも有効である。

コードの可読性を意識することで、他の人が読む場合だけでなく自身が後で見直す時にコードの意図がつかみやすくなり、手直し点が少なくなり再利用性も高まるといった効果もあるため、たとえ自分しか扱わないようなプログラムであったとしても可読性を意識したコーディングを心掛けていくとよいだろう。