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オブジェクト指向 とは

オブジェクト指向とは、プログラミングの考え方の1つで、プログラムの中で登場するモノを現実のモノに例えて表現する手法のことである。

例えば、パソコンには「どんなCPUが載っているか」とか、「メモリは何GBであるか」という属性と、「起動する」、「プログラムを動かす」といった動作が存在する。これらを「クラス」というまとまりに定義することで、それをもとに実際の属性を入れた「オブジェクト」を生成することができる。また、現実にはCPUやメモリ容量の違いで、同じパソコンでも様々な種類が存在するが、同じ「クラス」をもとにすることで属性が違うオブジェクトを複数生成することができる。これによって、オブジェクト指向では同じ動作を行うが属性が違うオブジェクトを生成することができ、毎回属性が違うだけの同じようなプログラムを書く必要をなくすことができる。また、さらに「クラス」の内容を継承した新しい「クラス」を作成するとったこともできる。

現在のプログラミング言語ではオブジェクト指向は一般的な考え方となっており、PythonやJavaScriptといった近年人気の言語はオブジェクト指向の考え方を取り入れている。そのため、少し理解が難しい考え方ではあるが、オブジェクト指向は理解が必要な考え方といえるだろう。

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