ARによる拡張する現実
ARとはAugmented Reality (オーグメンテッドリアリティ)=拡張現実という
実際の現実空間に電子化された情報を取り込むことであり、
よくSFの映画などで見かける、メガネやサングラスやガラスに文字や映像が立体的に浮かび上がるようなものがあり
それに近い。(HUD(Head Up Display)とは少し違うので、ご注意を)
そもそも拡張された現実とは一体なんだろうか
近年に流行った「ポケモンGO」というGPS座標を利用したスマートフォンアプリや、携帯のQRコードのような専用のマーカーコードを読み取ることで
三次元モデルを立体的に映し出す。
言うならば、仮想的に拡張された現実、が拡張現実。
例としての題材をあげれば、
リビングスタイル社が「RoomCo (ルムコ)AR」を発表した。これはインテリアコーディネートのアプリであるが、
ARを活用したアプリで、家具の3Dデータをカメラを通して立体的に表示される、というもので
その場に家具を映し、実際の寸法や大きさを測ったりすることが可能である。
他にも、GoogleGlassなどがある。
ちなみにVRとの簡易的な相違点だが、
VR=人工的に作られた仮想現実に自分がいるかのような感覚で疑似体験に没入できる。
AR=現実に人工的に作られたもしくは電子的なデータを機器に通して現実に呼び出せる。
という違いがある。
もっと発展すれば、実際にない物を映し出し、ルムコのような機能を使った通信販売などで困りがちの実物のプレビューや、
ボタンスイッチのモデルを利用した、もしくは連携させた機能が使用できるサービスなどが出てくるだろう。
もしそういった事が出来るようになれば・・・まさに近未来のような生活も夢ではなくなるのではないだろうか。