11月は児童虐待防止推進月間です。
2022年度の児童虐待での相談件数は21万件を超えていて、その数は32年連続で過去最多を更新しています。年々、児童虐待における基準が変化しているそうですが、少子化が進む一方で児童虐待の件数が32年間も増え続けているという事実に少し驚きました。
2000年以前は身体的虐待の割合が一番多く、心理的虐待の割合は少なかったのですが、2000年以降は心理的虐待の割合が圧倒的に増えています。心理的虐待とは主に脅しや侮辱的な言葉・態度によるものです。
こういった虐待内容の変化の背景には社会や時代の変化が深く結びついている気がします。
最近はSNS等の誹謗中傷によって命をなくすニュースも増えています。簡単に特定の人に言葉を発信できる時代になっているので、子供に対しても大人に対しても発信する内容や言葉選びに気を付けたいです。
