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名古屋港サイバー攻撃

7月4日、名古屋港を管理するNUTSシステムがランサムウェアによるサイバー攻撃を受けた。このシステムは名古屋港のすべてのターミナルを管理しているため、そのすべてでコンテナの積み下ろしが出来なくなった。

湾港管理者はランサムウェアによって暗号化されたデータをバックアップから書き戻すことで復旧させようとしたが、バックアップ自体にウイルスが見つかったことなどで作業が長引き、2日後の6日18時ごろに完全復旧した。
このように湾港機能が数日にわたって機能停止することは日本では初めてのことであり、積み下ろし待ちのトラックが溢れかえったり、品物が届かなかったりなどと一部で混乱が発生した。

NUTSシステムは約1年前からシステムの移行が始まり今年1月に移行が完了したばかりのシステムであって、その中でのサイバー攻撃であった。このように、新しいシステムであるからと言って安心できないのが昨今のサイバー攻撃の実情であり、利用者側でも気を付けておく必要があるだろう。

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