創屋ぷれす

正義で地球は救えない

環境問題、エコについては色々と胡散臭すぎて何が本当かわからないと感じています。なので少しだけ知識を増やすために購入。

内容は、温暖化の原因はCO2か?洞爺湖サミットの本質、生物多様性保存についての原理主義、あとはエネルギー問題、人口問題、エコについて書いてあります。著者の一人は生物学者の池田清彦氏、もう一人は対談形式になりますが養老孟司氏。

この本では、地球温暖化の主たる原因がCO2の可能性は低いとの見解。太陽の活動または水蒸気による雲が原因ではないかと他研究者の説を紹介しています。そういえばこの前、太陽の黒点の活動が最近観測されておらず、現在は寒期に向かっているのではないかとのニュースがありましたね。

なお著者としては、CO2排出権の購入のために兆単位の税金を国外に払うよりも、今後のエネルギー政策(ポスト石油)にお金を投入しないと寒気・エネルギー不足または高騰・食糧不足→人口激減・・・は避けられないのでは?と書かれています。
確かに最近よく、次は食糧不足だという話しを聞きますし、金融崩壊が現実になった今ではさらに現実味も増していそうです。
短絡的ですが、畑でも借りるか買いますか・・・。

ちなみに生物多様性の保護の章では現状の保護策の矛盾点や無駄、生物の順応性(ニッチにはまっていく力強さ)などについて書かれており、興味深かったです。そうそう、地元金沢の夕日寺健民自然園の例も出ていましたね。

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