創屋ぷれす

もしもあなたが猫だったら?・・・三食昼寝つきで過ごします

タイトルにだまされた人は、猫好きでしょうか?この本の著者は猫好きのようです。もちろん自分も猫好きです(←だまされた人)

さて本書の内容ですが、猫がいっぱい、幸せいっぱいの本ではありません。思考実験をしましょう!というお話です。猫と思考実験といえばシュレディンガーの猫が有名ですが、幸いなことに違います(こちらは猫好きには耐えられないから。でも量子論もでてくるよ!)。猫がでてくるのは動物から観た世界は、どのように見えるのだろうか?という思考実験でのお話です。

まず、人間の色の見え方についての解説があり、なんと人間の目は黄色の識別がつかないとのこと。自分はCGの専門学校で光と色の三原色については学んだので、赤+緑=黄色は当たり前だと思っていたのですが、物理学ではそんなことはありえない。人はものに反射した電磁波(=光)をみて色を見分けているのだけれど、赤の波長と緑の波長を混ぜても黄色の波長になんかならないよ、というのです。んじゃぁ、なんで黄色に見えるのよ!ということが、鳥の色の感じ方なども交えて説明されています。
自分に見えている世界がすべてではなく、また他人が見ている世界も同じであるとは言えないということで、世界は多様なのだなぁと思いました。(猫はほんのちょっとでした・・・(;_;)

で、この本、思考実験についての本ですが、読み物としても面白いです。著者が著者だけにポピュラーサイエンスがメインですが、哲学などもあります。以下に面白かったキーワード

  • 量子テレポーテーションの解説
  • エントロピーの反対語は、「情報」
  • テレビの砂嵐、携帯のノイズ(の一部)は宇宙背景放射
  • 神様と偶然と並行宇宙の3択
  • 2chとプラトン
  • ブラックホールの表面には落ちていったすべての情報が張り付いているっ!

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