創屋ぷれす

鈴虫の声が電話で聞けないんだって

めっきり、朝晩が寒くなり、もう夏ではないことを実感しています。
秋の風物詩、虫の鳴き声。
先日ラジオを聴いていたら、
電話ごしで鈴虫の声を聞かせようとしても聞こえないんですよと言っていました。
何でやろ・・・

電話というものは、人間の声の周波数に合わせて作られている、
人の声は、約300~3,400Hz、
虫の声は、それよりも高くて約4,500Hz。
なので、電話を通して聞こえないそうです。
ちなみに、最近の携帯電話で、高周波数でも聞こえるものもあるそうです。

それから、虫の声が聞こえるのは、日本人とポリネシア人だけで、他の外国人には聞こえないらしい。
何でやろ・・・
それは、虫の声を「音」として捉えているか、「言葉」として捉えているかの違いによるらしい。

左耳から聴いたメロディーの方が認識されやすい=音楽は左耳 -> 右脳が得意とする。
同様に、
右耳から聴いた言葉の方が認識されやすい=言葉は右耳 -> 左脳が得意とする。

雑音も含め、音楽や機械音などは右脳、言語音は左脳というのは、日本人も外国人も同じですが、
日本人は、虫の声や人の声、波、風、雨の音などを、言語と同様の左脳で聴き、
外国人は、西洋人は音楽や雑音と同様の右脳で聴いている、

日本人は虫の声を「言語」として捉えている

あれ松虫が~鳴いている~♪
チンチロ チンチロ チンチロリン
本当に「チンチロリン」って鳴いてるのだろうか。

犬は「ワンワン」、猫は「ニャーニャー」

雨は「シトシト」
波は「ザブーン」
風は「ビュウビュウ」
自然のものも「声」を持っているかのよう、

幼いころからのそういった教育が、
自然音を言語脳で受けとめる日本人を育ている。

深い。

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