5月1日、日本ディープラーニング協会は「生成AIの利用ガイドライン」を発表した。これは、生成AIの利活用を考える企業や自治体などの組織においてスムーズな導入を行えるようにするためのひな型であり、生成AIの利用にあたって注意すべきである点が示されている。
現在、ChatGPTをはじめとする生成AIの発展が著しい中で、国や企業ではAIの利活用ガイドラインの策定を急いでいる。最近では官房長官が学校教育の現場での生成AI導入ガイドラインの策定について言及するといったことがあった。
組織への生成AIの導入にあたってある程度のガイドラインは必要であると考えるが、なかなか小規模な組織では独自のガイドラインの策定も難しいという問題がある。そのため今回の様々な組織で利用できるようなひな形の公開によって多くの組織でAI利用が進んでいけばよいのではないだろうか。
