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車検証電子化

車検証が2023年1月4日から電子化されるそうです.
狙いとしては,自動車を所持者及び自動車関係の事業者に対する利便性の向上とのこと.
議事録を見る限り,議論自体は2018年から始まり,2020年に決定しているようですね.

現在の車検証はA4サイズとなっていて,
その券面には自動車登録番号/車両番号,車台番号,用途,有効期限といった情報が記載されています.
電子化された場合,完全に電子化される訳ではなく,車検証自体はA6サイズで残ります.
その券面には,基本的に変更がない情報のみが記載されます(車両番号や車体番号).
ICタグが券面に印字されていて,その中に可変の情報(有効期限や所有者の氏名等)が入る形になります.
ICタグはスマホやPCから簡単に読み取れるそうです.

現状メリットがあるのは整備事業者がメインとなります.
整備事業者が整備した際 運輸局に出頭し申請・検査が必要というのが現状の流れです.
電子化により,出頭せずともオンライン上で申請ができるようになり効率が良くなる,とのこと.

一般ユーザーには今のところメリットはほぼないです.
車検証が小さくなるくらい?現状でもダッシュボードには入るが...運転する際は車検証を携帯しておかないといけないのは変わらないようで...
ただ,ICタグの容量にはまだまだ空きがあるとのことなので,今後ユーザーにもメリットがあるようなものが出てくるのを期待しています.

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