PDRは業務改善手法の1つです。
比較のため、他の手法も簡単に説明します。
〇 PDCA (Plan-Do-Check-Action)
本来のPDCAと一般に言われるPDCAが合っているのか少々疑問はありますが…
ある仕事を10年やっている方がこれまでの経験から良い「計画」ができれば上手くいく、
というイメージで言われていると思います。
最近では「でも、経験ない事するとき「計画」できないけど?」と批判されている印象です。
〇 OODA (Observe-Orient-Decide-Action)
現場の人がその場で見で状況判断して方針を決めることを重視する考えです。
余談ですが、某有名中国戦国漫画において、
優秀な武将同士の戦いで、一方の武将が敵が「OODAループ」の使い手であると気づき、
OODAループを使わせないため「無策」で突っ込むという展開がありました。
行動の「起こり」を「観察(Observe)」させないから、
その後の「情勢への適応 (Orient)」「意思決定 (Decide)」「行動 (Act)」が出来ない、
というわけですね。(もちろんOODAループというのは個人的な解釈です)
★ PDR (Prep-Do-Review)
Prep (準備):
実行する前に準備をする
Do (実行):
準備したことを実行に移す
Review (見直し):
結果を見直す
深堀りすれば色々あるのかもしれませんが、もはや当たり前の事にも思えます。
もしかすると、PDCA!と言っているところが、面倒だから辞めたいが、
何もしないわけにいかないから、PDRと言っておこうという流れでは?
と思わなくもないですが…
いずれにせよ、
意識しないと組織・個人の行動は変化しないですし、
継続的に改善・変化する手法を利用するのは有用だと思います。