コンピュータの本体とストレージ装置間のインターフェース規格には、
ATAとよばれるものがあり、現在はATAの派生となるSATAが主流です。
■ 接続インタフェース規格
・ATA (Advanced Technology Attachment)
・SATA (Serial Advanced Technology Attachment)
SATAの規格をもとに、機器の小型化に応じて、
フォームファクタ(部品の物理的寸法)と端子の規格の対応もすすんでおり、
最近はM.2という規格があります。
M.2 SSD は、この M.2 規格に対応したSSDです。
■ SATAのコネクタ等の規格
・mSATA … ラップトップのHDD/SSDで使用される
・M.2 … Microsoft Surface など、従来のラップトップよりも軽量/小型のコンピュータで使用される
また、M.2 はSATA規格で通信するものだけでなく、
同様のデバイス形状でPCIe規格(GPUなどを接続するPCI Expressスロットの規格)で、
通信できるものもあるようで、これを使用した場合は、
シーケンシャルな読み書きはSATAよりもかなり速くなるようです。
最近は、CPUの単純な小型化・高速化は限界が近づいていますが、
ストレージの方はまだ小型化・大容量が進んでいる印象がありますね。