本日はXMLHttpRequestについてです。
XMLHttpRequestは、登場したのはだいぶ前ですが現在も広く使われている技術の一つで
ブラウザに搭載されたスクリプト言語(例えばJavaScript)などから、サーバーとHTTP通信をするための仕組みです。
Webページの画面を表示するときに、サーバーにリクエストをしてデータを取得して表示しています。
ただ、一度読みこんだ状態からそのまま追加でデータを取得することが基本的にはできず
画面を遷移して新たなデータを取得する必要があります。
ただ、XMLHttpRequestという仕組みを利用することで、画面の遷移をすることなく
追加でデータのやり取りをサーバーと行うことができるようになります。
これは、マイクロソフトがInternet Explorer5(1999年)で実装したのが始まりで、その後MozillaやAppleも同様の仕組みを実装し
後に、W3C(World Wide Web)で標準化されていきました。
ちなみにXMLというのは、昔の名残のようで今はXMLに限定されない様々なデータの
やり取りに対応しているようです。
良いものが、各所で採用され、標準化されて、ブラッシュアップされて継続していく
っていうのが、とてもいいですね。