創屋ぷれす

ノーベル経済学賞 セイラー教授 行動経済学

「ナッジ(nudge)」(ひじで軽くつつくという意)って言葉,知ってます?
今朝のラジオで聞いたのですが,例えば

 バイキングで健康に良いとされる食事をより取ってもらうためには,テーブルの手前に置けばいい
 奥のほうに健康に良くなさそうなものを置けばいい

 臓器移植の同意者を増やすには,「同意する」をデフォルトにすればいい

これらが行動経済学でいう「ナッジ(nudge)」と言われるものだそうです.
ちょっとした「きっかけ」で人の行動は変わるということらしいです.

今年のノーベル経済学賞を受賞したセイラーは,経済的意思決定に影響を与える3つの心理的特性を明らかにした功績を評価されたものだそうです.
3つの心理的特性とは,限定合理性,社会的選好,自制心の欠如とのこと.
今までの経済学では,
「人はみな自己利益のために完全に合理的に意思決定する」
という合理的経済人というものが前提で語られているものが多く,それとは違うアプローチ(心理学的要素)で経済を研究したということのようです.

確かに,常に合理的に消費行動しているわけではないですよね.
心理的な面があるのは,頷けます.
大量のテストを重ねて理論に落とし込む作業って,気の遠くなるような努力の積み重ねでしょうね.
凄い根気だ.

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