創屋ぷれす

Jahshakaビルド環境構築2(各種インストール)

Jahshakaで苦労するのはメディア関係の依存ライブラリがたくさんあるところ。
しかもJahshaka自体の開発はだいぶ前から止まっているので、最新のライブラリに対応していない。
このあたりが後々改造するときにどう響いてくるのか未知数・・・。

前回のリポジトリからSuse用のsrcとbinをダウンロードしておく。
/yum/suse/10.1/RPMS/src
/yum/suse/10.1/RPMS/i586

次に、YaSTで各種ツールをインストールしておく。

・qmake、Qtの各種ツール
JahshakaはQt3で作成されているので、qt3-devel(3.3.5-58)をインストールする。
qmakeは
/usr/lib/qt3/bin/qmake
にインストールされるのでパスを通す。

$ cd ~
$ vi .bashrc
--------
export PATH=$PATH:/usr/lib/qt3/bin <-追加 export QTDIR=/usr/lib/qt3 <-追加 -------- $ source .bashrc

・boost
boost-devel-1.33.1-17.i586.rpmはインストール後にシンボリックリンクを作成しておく
$ su -
# ln -s /usr/lib/libboost_filesystem.so.1.33.1 /usr/lib/libboost_filesystem.so

・SDL-devel
も必要。設定は特に不要。

他に
・pkg-config
・alsa-devel-1.0.11-32
・libvorbis-devel-1.1.2-11
・libjpeg-devel-6.2.0-16
が必要になるかもしれない。
RPMのインストール時やビルドエラーでわかるのでその時に入れてもOK.

次に後で依存関係で面倒なことになるので、インストール済みのopenalに依存するパッケージ
blender、chromiumをYaSTでアンインストールしておく。

一通り揃ったらSRPMを展開する。下から順に入れていく(か一括で)
# rpm -ivh ファイル名

jahshaka-2.0RC4-6.src.rpm
openlibraries-devel-0.3.0-1.i568.rpm
openlibraries-0.3.0.1-i568.rpm
olib-glew-devel-1.3.4-4.i568.rpm (ビルド時に必要になる)
olib-glew-1.3.4-4.i568.rpm
olib-mlt++-devel-0.2.2-1.i568.rpm
olib-mlt++-0.2.2-1.i568.rpm
olib-mlt-devel-0.2.2-1.i568.rpm
olib-mlt-0.2.2-1.i568.rpm
olib-ffmpeg-devel-0.0.0.3.i568.rpm
olib-facc-18102004-3.i568.rpm
olib-ffmpeg-0.0.0-3.i586.rpm
olib-lame-3.97.3.i586.rpm
openal-0.0.8-219.1.i586.rpm
openal-devel-0.0.8-219.1.i586.rpm

ソースファイルは
/usr/src/packages/SOURCES/jahshaka.tar.gz
/usr/src/packages/SPECS/jahshaka.spec
に展開される。

$ cd /usr/src/packages/SOURCES
$ tar xzvf jahshaka.tar.gz

※権限の関係で解凍できなければrootで解凍後、chown -R でビルドユーザの権限に変更

次回はconfigureとSettings.proについて!

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