創屋ぷれす

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読書量の比較

(NOP調べによると・・・) 読書量の比較です.(調査対象30か国) 1位は,インドで10.7時間/週だそうな. 日本は29位で4.1時間/週とのこと. アメリカは電子書籍の普及に合わせて右肩上がりだそうで,現在22位 …

『ナイフ』 重松清

短編集ですが,全部,小中学生のイジメに関するものです. 小中学生をお子さんに持つ大人の方,教育関係者に読んでもらいたい本だと感じました. 道徳的に分かっていても無くならないのがイジメ. 子供の心理・親の心理が,よく表現さ…

『ダイイング・アイ』 東野圭吾

怖い話でした. 冒頭の交通事故の表現も生々しく,えっ,なにこれ?って感じから始まりました. 結末も,なかなか想像できなかった展開だし,怖かったけど楽しめました. ダイイング・アイ著者:東野圭吾価格:700円(税込、送料込…

『クジラの彼』 有川浩

短編6作品.全部,自衛隊モノで全部,純愛モノ. 潜水艦乗りの恋愛って過酷なんですね.  陸に居ない時間のほうが多い.  海中で携帯の電波も届かない.  いつ寄港するかも分からない. こんな環境下での恋愛話が2話,入ってま…

『ガリレオの苦悩』 東野圭吾

5つの短編が収められています. どれも読んでてワクワクします. 化学や物理の技術って凄いもんだ. 頭のいい人なら完全犯罪って可能なんだと思った. ガリレオの苦悩著者:東野圭吾価格:680円(税込、送料込)楽天ブックスで詳…

『グラスホッパー』 伊坂幸太郎

妙な読後感.背筋が寒くなる感じ. 現実の出来事が書かれているような生々しい描写. これが「砂漠」を書いた人が書いたものなのか. 匂いは確かに同じかもしれない.いや同じだ. しかし,砂漠とはまるっきり逆の感覚を覚える. グ…

『塩の街』 有川 浩

デビュー作. 凄い力強さを感じる作品でした. 街が塩で埋め尽くされていく.人も塩に変わっていく. 凄いシチュエーションです.現実離れしています. これ間違いなく恋愛小説です.とても切ない恋愛小説. 塩の街著者:有川浩価格…

『雨の日も、晴れ男』 水野敬也

「夢をかなえるゾウ」ですね~. (あ,そういや,貸したままになってる・・・読んだのかな) 内容ですが.... お奨めです! って言うような本ではないですね.残念ながら. ゾウのほうが,比較にならないぐらい凄い. 小説とし…

『11文字の殺人』 東野圭吾

最後の展開が早くて,若干,物足りなさが残りましたが,面白かったです. 真犯人は,”まさか”でした. その”まさか”に”まさか”が重なってる結末は,さすが「東野圭吾」です. 11文字の殺人著者:東野圭吾価格:580円(税込…

『鳩笛草』 宮部みゆき

超能力を持った3人の女性のお話し. 実際に超能力ってものがあるかないかは分からないけど,持っている人がいたら混乱した 世の中になりそうな気がする. 特殊な能力を持っていたら,使わずにはいられない,頼らないわけにはいかない…

『鹿男あをによし』 万城目 学

面白かった~~. 万城目ワールド全開ですな. 荒唐無稽な話ですが(プリンセス・トヨトミもだけど),読んでいくうちに,現実のことのように感じていくんです. 真面目にナマズ封じが今でも行われていると想像させられてしまいます.…

WEB+DB PRESS

いつのまにやら65号ですって,長続きしてますね. WEBプログラマにとって,まとまった情報が得られる雑誌ですから, これからも頑張って欲しいものです. WEB+DB PRESS Vol.65著者:WEB+DB PRESS…

まとめ買い候補

買いだめした本が残りわずかとなったので,次のまとめ買い候補. 前から読もうと思って買っていない本もある. さて,今回は次の中から何冊,買おうか. ノルウェイの森(上)著者:村上春樹価格:540円(税込、送料込)楽天ブック…

『砂漠』 伊坂孝太郎

ついさっき,読み終わりました. 学生に読んでもらいたい本です. って思ったら疑問が... 最近の若い人で読書している人ってどれぐらいいるのだろうか? 多くの文章に触れることは,とても価値があることだと思うのだが. 砂漠著…

『旅のラゴス』 筒井康隆

地球上の古代文明とか現存する遺跡とか,そういうものを頭に思い描きながら読むと この物語のように,人間は外の星からやってきたものではないかと,思ってしまいます. もしかすると,文明の発展とともに,無くしてしまった能力って,…

『火車』 宮部みゆき

このストーリー,実際に身の回りで起きていそうなものです. 借金地獄に陥るきっかけは,人によって様々なんでしょうけども,書かれている通り,制度の問題は大きいところだと思います. この本が書かれて,だいぶ経過し,法改正なども…

『終末のフール』 伊坂幸太郎

地球が小惑星衝突で滅亡することが発表されたら,その日までどうやって過ごすのだろうか? この本のように,大多数の人間は逃げまどったり,残虐になったり,自暴自棄で自殺したりするのだろうか? 自分は,静かにその日を迎えられるの…

『ブルータスの心臓』 東野圭吾

テレビドラマでやっていたようですが,残念ながら見れませんでした. ドラマでは,どのように表現されていたのか,物凄く興味があります. 物語としては,実際に起こっている出来事みたいに感じるほど,現実味のある内容で 恐ろしくな…

『分身』 東野圭吾

ネタばらしになるので,本の内容は書きませんが,大変,面白い作品でした. 遺伝子とかそっち系の話ですが,たくさん勉強・調査して,作品を生み出しているのですよねぇ. ほんと,すごいなと思います. この人の作品にハズレはあるの…

『旅のラゴス』 筒井康隆

なんとなくタイトルとカバーの絵に惹かれてしまい,カートにポチッと. 筒井康隆作品って読んだことあったっけか? もしかして,読んでない? 早く届かないかなぁ. 旅のラゴス著者:筒井康隆価格:460円(税込、送料込)楽天ブッ…

『風花』 川上 弘美

なんとも,モヤモヤした後味の小説だ. ずっと,主人公の視点での感情変化が続くのだが,その感情が押し殺したような 静かな描写で,ふつうの人の喜怒哀楽とのギャップがモヤモヤの正体ではないかと 感じている. これがこの作者の持…

読みたい本

東京に居ると電車移動のときなど読書をする時間が増えるわけです. で,そこそこ冊数を読んでたりします. だいたい本はまとめ買いしてます. 次のまとめ買い候補です. 朝日のようにさわやかに著者:恩田陸価格:580円(税込、送…

有川 浩 『レインツリーの国』

一冊の本を通じて,難聴者の女の子と健常者で関西出身の男の子がお互いをぶつけ合いながら成長していく物語. 恋愛ものだと思うのだけど,それ以前に,相手を思いやるということについて,ずっと描かれているお話で,重たいところもあり…