創屋ぷれす

オッカムの剃刀

「ある事柄を説明するためには、必要以上に多くを仮定するべきでない」指針の呼び名です。
簡単に言えば、物事をシンプルに考えるということです。

提唱者のオッカムは14正規の哲学者・神学者で 当時のスコラ学に登場する要素を次々と切り捨てていったそうです。
説明できないことを神が何かしているということにしている例がよく上げられる。

wikipediaの例では 等速直線運動は
「外から力がかからない物体は、神が等速でまっすぐに動かし続けている。」
オッカムの剃刀で上記を説明すると「神が」という部分が不要として
「外から力がかからない物体は、等速で直進する。」
となる。

プログラマーをしている自分にとっては現代でも十分に使える考え方だとよく思う。
局所的な例にはなるが、バグが発生した時の原因追及や、データ分析をするときに必要以上にデータを用いないなど…
飛躍しているかもしれないが、シンプルに考える、シンプルなものを作るということは意識していきたい。

参考
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

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