2025年 今年のインフルエンザ流行は9月下旬から始まって、早かったですね。
(例年より約2ヶ月早い)
今年の流行りは、A型・H3N2 “香港型”で、81〜96%と圧倒多数
A型・H1N1やB型は比較的少なめです。
(H1N1は10〜11%程度、B型(ビクトリア系)は約3%前後)
A型・H3N2 の多くは「サブクレードK」という変異株です。
今年は「型ズレ」が起きているのでしょうか?
型ズレ
ワクチンで想定しているウイルスの型と、実際に流行しているウイルスの型が少し違う状態のこと。
ワクチンは「今年流行しそうな型」を予測して作ります。
でも、流行するウイルスが予測と違う変異をしていると、ワクチンの効き目が弱くなることがあります。
2025年 今年のインフルエンザワクチンは、
・A型インフルエンザ:H1N1とH3N2の2種類
・B型インフルエンザ:ビクトリア系統(+四価ワクチンなら山形系統も)
一応A型・H3N2への効力は、多少あるようです。
