花:バーベナです.
撮影したレンズは,Pentacon Auto 50mm F/1.8 Multi Coating M42マウント.
東ドイツ製のレンズ.のちに,カールツァイスとなる会社のレンズ.
もともと,ツァイスとして一つの会社だったものが,ドイツが東西に分かれたときに会社が分離してしまったということらしい.
このレンズは,1970年代のもの.中古市場には,結構,数が出回っていて,程度の良いものが比較的安く手に入ります.
オールドレンズは,レンズコーティングがいまいちなので,下記のような虹が出ます.
逆光とか斜光とか,光がレンズに入ると,フレア,ゴーストといった,現代では「よくない」とされるものがよく出ます.
それを,味,と称して,数年前からもてはやされています.
現代のデジカメ用に作られたレンズと色も異なる点も楽しみの一つです.
フィルムカメラ時代のレンズは,解像度の面でも,現在より劣っているものが多いようですが,今回のレンズは,少し絞るだけで印象が変わります.
開放のときの周辺のボケは,独特な感じがします.結構,グルグルな感じ.うるさいぐらい?