経営戦略の1つで、企業が持つ資産(アセット)を軽く(ライト)することで、費用を減らし、他のことに資金を回せるようにする戦略です。
該当する資産は減らしつつ、如何に工夫するかが重要です。
社内で電動キックボードの貸し出しを行う企業、LUUPの話題が出ていたので、LUUPのアセットライト戦略について調べてみました。
LUUPのサービスは都内で大きく展開されています。
ユーザーがLUUPを使用するには電動自転車を色々なところで乗り降り出来るような、キックボード置き場が必要です。
LUUPではこれをポートといいます。
このポートはLUUPが土地を購入し、固定資産税などを払っているわけではありません。
自動販売機のように、土地のオーナーと契約を結び、利用数に応じたキックバックを払うことでLUUPは各ポートの土地を所有する必要がなくなります。
この契約であれば、土地を持ってポートを作るよりも身軽そうです。
ポートには自動販売機2台分のスペースが必要とのことでした。
土地代は高いので、キャッシュバックとして払われる料金が、所有するオーナーが満足できる金額になっているかは疑問に感じました。
驚いたことに、LUUPのポートは一部の区ではコンビニ以上にポート密度の方が高いそうです。