創屋ぷれす

柔道が強い子より

2024年7月27日より開催したパリオリンピック、
連日連夜、テレビのリモコンをポチポチやって、柔道やってないかを探す。
柔道のLIVE放送は、決まって日本時間の夜11時頃から、メダル争いの試合が始まります。

初日、女子48kg級日本代表の「角田 夏美」、相手と組む前の構えとか、
釣り手を取った後からの巴投げの速さとか、他の選手と別格で圧倒的に強いと思った。
彼女はもともと52kg階級で「阿部 詩」に敵わないと悟り、階級を変えて柔道人生を賭けオリンピックに挑んでいます。

男子81kg級の「永瀬 貴規」も、負ける気がしないくらい格が違うと思った。

また、今回のオリンピック柔道は、何がいいかと言うと解説者が「大野 将平」。
彼は、組めば瞬殺、無敵の男だと世間を騒がせました。
3年前の東京オリンピック73Kg級で金メダルを獲ってから、引退の決断は早かった。
(燃え尽き症候群、何のために柔道をするの分からなくなったと言っていたけど)

柔道というと、派手でカッコいい投げ技、巧みな足技、我慢の寝技、
そんなところに注目しやすいですが、
彼の解説は、まずは釣り手や引き手と言った組手の良し悪しから入り、そこからの展開をアドバイスする。
どこを持つかが一番の鍵で、勉強になります。
やっぱり私の好きな柔道家です。

もう一人、好きな柔道家を・・・
古賀 稔彦
彼は、2021年 享年53歳で亡くなっています。
生前、柔道を教えていた子供たちに、こんなことを言っていました。

「柔道が強い子になって欲しいんじゃない。ちゃんと挨拶ができる子になって欲しい」

スポーツをするということは、そういうことだと私も思う。

 

さて、昨夜の柔道男女混合団体戦決勝、日本はフランスに惜敗しましたが、本当によく頑張ってて感動しました。
6人中、先に4勝した方が勝ち、日本3対1でリードするも、3対3の同点で決着が着かず、
最後の決戦はルーレットで選ばれた階級の選手が、もう1戦やって勝負を決めるわけですが、
男子90kg超級が選ばれた瞬間、震えました。
日本「斉藤 立」対フランス「リネール
リネールは100kg超級の金メダリストです。(地元フランスでは、絶対王者、英雄になっていますが、ちょっと柔道家らしからぬ言動があるようで)
斉藤 立は、あの歴史に残る柔道家「斉藤 仁」の息子です。

圧倒的にリネールの方が実力は上、やっぱり最強の男でした。

斉藤 立、今回のオリンピックでは、本当によくやってたなあ。
混合団体戦の激闘
これからも応援しています。

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