プロトタイプという言葉は広い意味を持ちますが、
プロトタイピングツールというと、
PC・WEB・スマホのアプリケーションの機能を作らずして、
UI/UX(=デザイン)部分を作るためのツールを意味します。
プロトタイピングツールは以下のタイプに分類できます。
- トランジション型 ⇒ 画面遷移を作る
- インタラクション型 ⇒ 画面内の動きを作る
- 複合型 ⇒ トランジション型&インタラクション型
iPhone(iOS)アプリ開発に関わったことがある方で、
XCodeでストーリーボードを作ったことがあれば、
その部分がプロトタイピングツールのイメージに近いのかなと思います。
実際のところ、
大まかなUIデザインならパワーポイント等でも十分ですし、
開発対象がWEBアプリでスキルがある方なら、
html等でモックアップを作ってしまうこともあると思います。
しかし、
以下のようなケースではプロトタイピングツールが有用だと思います。
- デザイナーの方が使用する
- マルチデバイス対応する
- 一般公開するアプリを作成する
プロトタイピングツールとして、
色々なサービスが提供されていますが有料のものが多いですね。
とはいえ、
デザイン寄りのGUIアプリケーションですので開発コストは掛かって当然ですし、
中途半端なものだったらパワーポイントで作った方が早い!となって意味が無いので…
月並みですが、用途に応じて要検討ですね。