![]() 社長のためのマキアヴェリ入門 (中公文庫) [ 鹿島茂 ]
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マキアヴェリの「君主論」を現代の社長に当てはめたもの.
企業は継続が全てにおいて価値が高く,より多くの従業員とその家族を守ることが第一である.
そのためには,少数の犠牲も厭わない.
優柔不断な態度は,内外ともに信用を下げることになる.
素早い動き.
なにもしないことが一番悪い結果を生む.
時流を読み,変化させて行くことが大事.
運を自分の力と勘違いするな.
社長は,半人半獣であれ.
狐の皮とライオンの皮とを縫い合わせるという諺は初めて聞いた.
確かにずる賢い奴は世の中にたくさん居る.そういう人に騙されないようにしないといけない.
といったようなことがずらりと書かれている.
なかなか読み応えがありました.分かりやすく引き込まれてあっという間に読めました.