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■エッジAIとは
IoT機器やスマートフォンなどの端末装置にAIを搭載し、端末で学習・推論を行う技術のことです。
対して、クラウド上でAIの学習や予測を行うシステムをクラウドAIと呼びます。
エッジAIでは、ネットワークを介さないので通信コストの削減や、機密性やリアルタイム性の確保が可能ですが、推論パワーが限られるという課題があります。
クラウドAIと組み合わせて活用するなど、ケースに応じて使用されます。
いずれにしても、スピードが求められる場面での端末内推論でのリアルタイム性が、一番の長所と言えます。
センサーでの監視による変化検知・制御・安全管理、自動運転などに使われています。
■エッジAIが注目されている背景
IoTでは、データをリアルタイムで処理することが要求されます。リアルタイム性はエッジAIの長所の一つですので、IoTが普及することで自ずとエッジAIも注目されていくこととなりました。
特に、自動運転、ファクトリーオートメーション、ドローン制御といったリアルタイム性が極めて重要である分野とは切っても切れない関係と言えるでしょう。
また、ソフトとハードの両方で技術が進歩し、エッジデバイスの処理能力が上がったことでエッジAIを実装するハードルが下がったことも、注目される原因として挙げられます。
自動運転をはじめとするエッジAI技術はまだまだ発展途上です。今後も技術の進歩は続いていくことでしょう。
■創屋のエッジAI開発
エッジAIは多くのメリットがありますが、一方で、消費電力・性能・サイズといった制約が多いというデメリットもあります。
そのため、稼働環境や処理内容によって、適切なエッジデバイスは異なります。
また、ハイスペックなマシン上で良好な結果を出してくれるAIモデルでも、エッジデバイス上では動作しなかったり、動作しても速度が遅いことがあります。
創屋は、エッジデバイスの選定から適切なモデルの作成、システム構築まで、お客様のエッジAI導入による業務改善を総合的にサポートします。
課題が漠然としておりエッジAIで解決できるのか分からないという場合でも、お気軽にご相談ください。
ヒアリングによる課題把握の上で、提案をさせていただきます。
■お問い合わせ
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