Erlang/Elixir/Phoenixの環境を構築する【Mac編】

Elixirの勉強をするのにAWS上のLinuxで環境を作っていたのですが,色々と面倒になってきたので,Mac上に環境を構築することにしました.
(Amazon Linux上に構築する手順はこちらから)

そもそも,なぜAWS上でわざわざ環境を作ってやっていたかというと,Macの環境をなるべく汚したくなかったからなんです.
MacのSSDのパーティション切ったり,VirtualBoxなどの仮想環境使ったりしてLinux環境を作るのは面倒です.
なので,なるべく環境を汚さず かつ 綺麗に戻せるという条件で,Macに環境を構築します.
方法としては,
・ brew
・ erlenv / exenv
・ anyenv
のどれかになりそうです.

brewだと複数のバージョン管理が出来ないので,ちょっと困ります.
erlenv,exenvを別々にインストールするくらいなら,anyenvで**env系をまとめて管理したいです.
(anyenvには嬉しいことにerlenvもexenvもあります)

ただ一つ問題がなのが,erlenvにはinstall(uninstall)コマンドがないことです…
ソースからインストールするしかありません.アンインストールするの面倒くさいです.
複数バージョン管理を諦めるかinstall/uninstallの面倒臭さを天秤にかけて考えた結果…erlenvにinstallコマンドが実装されるまで,Erlangはbrew,Elixirはexenv(anyenv)の構成で環境構築したいと思います.
(自分で実装するという手はありますが)

Erlangのインストール

brewでインストールします.

# brew install erlang
# erl

anyenvのインストール

README.mdに従えばOKです.

# git clone https://github.com/riywo/anyenv ~/.anyenv
# vim ~/.***rc
(bashrcとかzshrcとか,各自の環境に合わせてください)
(以下追記)
    export PATH="$HOME/.anyenv/bin:$PATH"
    eval "$(anyenv init -)"
# exec $SHELL -l

anyenvの使い方もREADME.mdに書いてあるので見てください.
あと,anyenv-updateとanyenv-gitのプラグインも入れました.

exenvのインストール

anyenvを使ってインストールします.

# anyenv install exenv
# exec $SHELL -l

Elixirのインストール

exenvを使って使ってインストールします.
2017/01/15時点で最新は1.4.0でした.globalでデフォルトのバージョンにしておきます.

# exenv install X.X.X
# exenv global X.X.X
# exec $SHELL -1
# iex

HexやPhoenixのインストール手順はLinuxのときと変わらないのでそちらを参照してください.

まとめ

簡単でしたね!
anyenvはpyenvやrbenvなど様々な**envが存在するので,とても重宝しそうです.
次からはElixirで何かやってみた記事を書く予定です〜

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