お子さんが「ユーチューバーになりたい」と話したら、どーしますか?

新学年となり、はや1ヶ月が経過しました。

いつもこの時期になると、PTA総会があって、私は必ず総会には出たい人で、
なぜなら、決算が気になるのと(何にお金使ってるんかなー、私ら会費払っとるんやし)、
役員さんや先生の顔が見れるからです。(有志さんたちに感謝、また今年もよろしくね)

昨年はコロナ感染にピリピリしてて中止。紙面承認という形でした。
今年は、出席者37名/253名中。少なっ。もちろん、委任状は多数とってるから総会は成立。
ま、小学校と違って高校は、わざわざ親が学校に行かないです。

総会のついでと言っては何ですが、学校は、
授業参観や、外部講師を招いての保護者向け進路講演会や、学年懇談会を設けています。

さて、前置きが長かったですが、ここからが本題。
進路講演会での話です。

お題は「学校選びから入学までのスケジュール」となっていましたが、
物理的な、お金の話や入試形態のことはもとより、
講師は、キャリアカウンセラーの人でしたので、
どちらかと言うと、子供の進路選びでの親の寄り添い方 を話してくれたような感じでした。

講師:小川晋司氏(キャリアデザイン学修士、大学で入試広報担当経験、現職はキャリア形成支援事業などで、
就職難の人たちのコンサルティングやサポートをしている)

↓ 特に、面白かったお話です。

  • 「学問・研究」で鍛えられる力のうち、社会で一番役立つことは・・・・
    →洞察力(俯瞰してみる力)
    学問では、「抽象度を上げる」というそうです。カテゴライズは見方を変えると違ったカテゴライズとなる。
    問題発見能力は問題解決能力より勝ること。本質はスキルではなく、問題を立てること。
    見抜く力・直観は生き抜く力の根幹だ。

    ただ大学行っててもダメよ。洞察力を鍛えろ! です。

  • ムーンショット型研究開発制度
    ▷内閣府 https://www8.cao.go.jp/cstp/moonshot/index.html
    将来の社会課題を解決して、人々の幸福の実現を目指すために掲げた目標。

    ムーンショット目標1: 2050年までに、人が身体、脳、空間、時間の制約から解放された社会を実現
    凄い!と思うか、怖いと思うか。
    自分が一人ではなくなる。アバターでマルチタスクです。
    メタバースがもっと進化して、こんなことも実現されそうな・・・・

お子さんが「ユーチューバーになりたい」と話したら、どーしますか?

どうもこうも、親としては、賛成というわけにはいかない。
どーしたらいいのですか?

→ まずは、なぜ、それになりたいのか理由をしっかり聞くこと。
 「面白いから」とか「だれそれさんみたいなユーチューバーになりたいから」とか・・・

 その答えの裏にある本当は、
 自分を認めてもらいたい(承認要求)や現実への不満(現実逃避)だったりします。

将来の職業として食べていけるのかというところが一番の懸念で、
でも、そんなことはほかの職業でも言えるわけで、
でも、やっぱりやめとけと捻じ伏せていいのかというと、決してそうではなく、

子供は対等な人間である。尊重することも大事で、
人生の先輩として話す。
核とした理由があって、将来の構想があると分かれば、むしろ応援側に回るものだ。
型破りな奴ほど、将来有望だと思え。