もう知らない、勝手にしなさい

子供を叱ってるうちに、「もう知らんわ、勝手にしたら」って言うこと、
あるある・・・よーくある。

息子の通う中学校で、毎年1度「非行被害防止講座」が開催されている。
いつもは、仕事終わって慌ただしいし面倒くさい、
ただそれだけの理由で行かない。
でも今年は、PTAの役員してるもんで、役員は来なさいなので行った。
もっと前向きな理由で参加できんのかーと自戒している。

今年の講師は、金沢星稜大学 人間科学部の教授 高賢一氏。
北國新聞の生活欄「実践親子塾」を連載されとる先生ですね。
新聞でそれは読んでいる。
不登校、非行に走ってしまった子供を持つ親御さんを
カウンセリングしている話、印象に残っている。
明日は我が身かも・・・なんて他人事ではないので。

子供のほめ方、叱り方

親がほめたいことと、子供がほめられたいことって、ギャップがあるんですってね。
親がほめたいこと:テストいい点とったとか、家の手伝いしてくれたとか。
子供がほめられたいこと:ゲームクリアしたとか、キャラクタの名前全部覚えとるとか。
「くだらないこと」と決めつけてるかも・・・

「なんでやー、さっき言うたんに、なんでやらないの」
「ユーチューブばっかみとったら、パソコン取り上げるぞ」
「朝ごはんもろくに食べんのに、柔道強くなれるはずないやろ」
私がよく息子を叱る時にいうフレーズ。
これ全部、効果のない叱り方、ダメらしい。

これを効果のある言葉でいうと、
「さっき、お母さんが言ったこと覚えとるか?」
「もう夜遅いから早く寝んなんね、ユーチューブやめまっし」
「朝ごはん、しっかり食べれば、もっと強くなれるぞ」

もっと、あーしなさい、こーしなさいと過剰なまでに言うこと、
前もこうやったしやっぱりねと言う、あらさがしやつるし上げ、
そして、「もう知らない、勝手にしなさい」と放置すること。
全部NG。身に覚えあることばっかり。
叱り方、変えようと思う。

さて、ほめること、
ほめるとこなんて、ないわっ。
だって、いつも、あーだし、こーだし・・・・
高教授は、簡単にできるほめ言葉を教えてくれました。

それは、「ありがとう」でした。

高教授の講演会は、よかったです。