精力善用 自他共栄

昨日マイカーで帰宅途中、偶然、学校帰りで歩いている息子を見つけた。
18時半過ぎてて、あら、こんな遅い時間まで部活しとったんかな。

家まであと少しの距離だから、歩かせようと思ったけど、車に乗ると言う。
「こうきの家まで乗せてって・・・」
彼(近所の同級生)の財布を預かっているらしい。
なんでやねん!ひとの大事なお金、はよ返さな・・・・
ま、理由を聞いて納得。

今、はやりねんてーという、
べろべろ~っと舌を出した猫か狐か分からんけど、そんなキャラクターの財布を
無事返すことができた。

ところで、こうきは、もう家帰っとるのに、あんたは何で遅いげん?
同じ柔道部なんに・・・。

友達のお母さんが車で学校に迎えに来ていて、定員オーバーで乗せられなかったらしい。
「おれ、電車で帰るわ」と言うて、そうしたと。

息子から出た言葉、

「おれは「精力善用 自他共栄」の気持ちで、そうした。
ひとのために尽くす、相手がいるから、自分も栄えることができる。
練習相手がいるから自分も強くなれる。
柔道で習った。」

ほぉ~、偉いじゃん。
いいこと言うじゃん。
ただ柔道やっとらんじ。
嬉しかった。