君たちはどう生きるか

今年の夏に、ベストセラーということは知っていたけど、
なんで売れてるのか知りたくて、つい最近、買った本。

息子に読ませようと思って、漫画のやつにしました。
息子(中学1年)、2分ぐらい読んで、
「しんどくなってきた。ほら、こんな字ばっかのとこあるもん」
で、読まない。
じゃあ、先、お母さん読むぞ。

一晩で(2時間ぐらいで)読み終わった。

ざっくり言うと、
主人公の「コペル君」、いじめられている友達を救えなくて自己嫌悪に陥る。
仲間がいじめられてたら、守るんだって、あれだけ誓ってたのに。
実際、いじめの現場で、仲間だということも隠して、何も出来なかった。

叔父さんが、ノートに人生訓を書いて、コペル君に渡してくれるんだけど、
いいこと書いている。
「自分の過ちを認めることはつらい、しかし過ちをつらく感じること、それは人間の立派さだ。
今、大きな苦しみを感じているのは、君が正しい道に向かおうとしているからなんだ・・・」

息子に読ませんなんね。