
タイトルの通りです。
とにかく便利!の一言。
コードの系統にもよりますが、体感でコーディングの1割くらいはTabキーとEnterキーを押すだけで勝手に終わっているレベルです。
似た部分が多いコードなら3~4割くらい入力保管でできちゃうかもしれない。
具体例を挙げていくとキリがないのですが、わかりやすい一例をお見せします。
環境は下記。
Microsoft Visual Studio Community 2022 (64 ビット) Version 17.7.6
C#で下ような6種類のプロパティを定義していきます。(本来、キャメルケースで定義するのが通例なのですが、あえてアンダースコア付きでやっています)
Guitar_number
Guitar_name
Guitar_price
Piano_number
Piano_name
Piano_price
「public int Guitar_number」まで打つと早速補完してくれます。灰色の文字が補完部分です。
Tabキーで入力補完を反映。getter,setterの定義は地味に面倒なのでありがたい。
凄いのはここからです。改行すると。。。
なんとここまで補完してくれます。
プロパティ名まで一致しているのは、一般的に「名詞_number」というプロパティがあるときは、「名詞_name」もあることが多いよねということなのでしょう。
Tabキーを二回押してGuitar_nameも完成です。
ここまで、「public int Guitar_number」を入力して、残りはEnterとTabだけで書くことができました。
改行するとさらに補完が表示されましたが、Guitar_priceではなかったため、ここは手入力です。
ここまで手入力してTab
当然ながら、Piano_numberも補完はしてくれないので手入力
ここで嬉しいお知らせです。
残りは全部TabとEnterだけで入力できます。
「Guitarにはnumber・name・priceがあったからPianoにも同じ種類のプロパティがあるんやな」
と、VisualStudioくんが判断して補完してくれます。
Tab⇒Enter
Tab×2
Enter⇒Tab×2
Guitarの時と違い、一発でpriceが出てくるため、手直しの必要もなしです。
というわけで、Guitar_name、Piano_name、Piano_priceに関しては、補完機能だけで定義できました。
getterとsetter部分も完全に補完で入力しました
以上、具体例の紹介でした。
最初に言った通りこれはほんの一部です。
同じようなコードの繰り返しのうちかなりの部分をVisualStudioがやってくれるので、開発者はパターン化できない部分にリソースを割くことができます。
裏でAIが動いているわけではないでしょうけど、補完のロジックはAIに作らせているのかもしれませんね。
とにかく素晴らしいとしか言えないです。
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