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累積分布関数

本日は、累積分布関数についてお話していきます。

累積分布関数とは、確率論における実数値確率変数Xがx以下になる関数のことを言います。
連続型確率変数では、負の無限大からxまでの確率関数を定積分を行ったものになります。
上の説明だけでは、言葉だけなので全然理解できない。となる人もいるでしょう。(私も、言葉だけで理解はできませんでした。)

なので、今回はそんな私でも理解することが出来た例(中学生で習ったであろうコインの表が出る確率)をもとに理解していきましょう。

<例>

~条件~

①裏表が出る確率が1/2のコインがある。
②それを3回投げた場合、表がでる確率をXとする。

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初めに、上の条件で表が出る確率を求めていきましょう。
表が0回出る確率=1/8 表が1回出る確率=3/8 表が2回出る確率=3/8 表が3回でる確率=1/8

となります。

なので、上の結果を踏まえると表がn回以下である確率を求めていきましょう。
0回以下=1/8 1回以下=1/8+3/8=1/2 2回以下=1/8+3/8+3/8=7/8 3回以下=1/8+3/8+3/8+1/8

このように、上の例のような状況を表現することが出来るのが 累積分布関数 F(x)です。

 

 

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