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AIによる和牛の鼻判別

AI事業を手掛ける香港の華和結ホールディングスが、ディープラーニングを活用して、和牛の鼻にある模様(鼻紋)を採取・識別しする技術を開発したと発表しました。
スマートフォンで牛の頭を写すと和牛の個体識別を効率化できるとのことです。

元より、鼻紋は人間の指紋のように、個体識別に利用されてきましたが、鼻に塗料を塗って紙に貼付けて採取するという方法を取ってきました。この方法では、牛にストレスがかかる上に手間も発生します。さらに、鼻紋の照合は目視で行うため、誤認が生じる問題もありました。
今回開発した技術はこれらの問題を解決し、作業員の負担軽減につながるとのことです。

現在の個体識別は、識別標の装着やマイクロチップ埋め込みが主流ですが、識別標は脱落や付け替えの問題があり、チップは屠場での回収に手間がかかる問題があるとのことです。

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