スパニングツリー（プロトコル）とは．
データリンク層で円環上に複数のスイッチを接続して冗長化を図る際に必須となる仕組みです．
円環上とすることで，機器の不具合があった際に不具合のあった経路を避けて
通信を行うことができます．
しかし，この状態でブロードキャストの通信を行うと，
各スイッチ同士でブロードキャストを投げ合ってしまうので，無限ループが起こってしまいます．
こうなると通信ができなくなってしまいます（復旧するにはスイッチの電源を切るしかないそうです）．
これを避けるために，スパニングツリープロトコルが採用されています．
通信を行わないようにポートをブロックすることで，この無限ループを防ぎます．
LAN設計をする際に知らないとハマる事象だと思います．
覚えておくと良いですね．
