プリファード・ネットワークスというスタートアップ企業があります。
ディープラーニングのフレームワークとして有名なChainerを開発した会社ですが、2019年末でメジャーアップデートを終了しました。
それに関して日経新聞で記事が出ています。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO56823440W0A310C2000000/
見出しには「AIの舞台はハードに」と書かれ、本文にも「データ処理する自社用の半導体チップに力を入れる。」とあります。
ソフト開発から撤退か縮小するとも取れる書き方ですが、プリファード側にそのようなつもりはなくChainerのメジャーアップデートを終了しただけだということで、その日のうちにプリファードの公式ツイッターが訂正のツイートを投稿しました。
【記事】日経新聞に記事掲載いただきました。どちらかに軸足を置くのではなく、PFNは今後もソフトウェア開発とハードウェア開発の両輪で競争力を高めていきます。OptunaやCuPyのようなOSSも引き続きよろしくお願いいたします。 https://t.co/n45baLQgO4
— Preferred Networks JP (@PreferredNetJP) March 23, 2020
新聞は情報源として有用ではありますが、鵜呑みにせずに精査しなければいけないと言感じた事例でした。