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CCPM(Critical Chain Project Management:クリティカル・チェーン・プロジェクト・マネジメント)

CCPM はプロジェクトマネジメントの手法です。
従来の手法が1950年代後半のものだったりするので比較的新しい手法と言えます。

■従来の手法
1950年代後半:
・CPM (Critical Path Method: クリティカルパス法)
・PERT (Program Evaluation and Review Technique: PERT法)
(暗黙の前提) 納期優先で潤沢な予算の追加投入が可能 / 作業員を雇用することが容易

■物理学者エリヤフ・ゴールドラットが提唱/公開した理論・手法 (書籍で公開)
1984年:TOC (Theory of Constraint: 制約条件の理論)
1997年:CCPM

特徴を至極簡単に言えば…
「個別のタスクにはバッファーを設けず、プロジェクト全体のバッファーとしてタスク化する」
ということになると思います。

さらに簡単に言えば、
中~大規模のプロジェクトではイメージしやすいと思いますが、
「10日」で割り当てられた仕事が「7日」で終わっても、
「早く終わったからから、他の仕事回していいよ!」とはなかなかならないですよね。

最後に、感想等です。

・少人数の場合有効か?
 バッファーがメンバー間で共有化される
 ⇒ 無駄遣いしない意識になる

・アジャイル的な開発では有効か?
 難しいながら、正確な見積/WBSが前提になることに変わりない。
 ただ、予定より遅れる場合、重要なもの以外を思い切って除外する、
 という意識が出来るかも(パレートの法則)
 

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