8050問題とは、親子共に高齢化した引きこもりの問題です。
1990年代に、引きこもりやニートといった存在が社会に認知され始めました。
当時20代だった引きこもりの若者ですが、そのまま変化せずに現在までいると、およそ50代です。
引きこもりの子供が50代、その親が80代ということで、8050問題と呼ばれています。
問題としては、この親子が社会から孤立していることです。
「50歳にもなる子供が引きこもり」ともなると、親は周囲に相談しにくくなっていきます。
そうなれば、子供の自立も、非常に難しくなっていきます。
政府はこれまで、若者(40歳まで)の引きこもりの調査は行ってきましたが、
その年齢以上の実態は把握していませんでした。
2018年にようやく、実態の調査に踏み込んだようです。
これからこの問題が、より浮き彫りになっていくんでしょうか…