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改正FIT法

まず、FIT(Feed-in Tariff)法とは、クリーンエネルギー(太陽光、風力、地熱 etc…)の普及を狙ったもので、
2011年に成立した「再生可能エネルギー特別措置法案(再生可能エネルギー買い取り法案)」に含まれる
「固定価格買い取り制度」の事です。

そして、今年(2017年4月)、FIT法が改正されました。
ものすごく単純化すると、以下のような違いがあるようです。
改正前:「設備を作って認定を受ければOK」
改正後:「設備を作った後の”運用・メンテナンス”も含めて認定を受ければOK」

また、エネルギーの買い取り費用は国民の負担にもなるのですが、
発電時間に偏りがある太陽光発電ばかりが増えてしまい、
国民全体としてのメリットにならない部分も増えてきたため、
そのバランス調整のための変更も含まれるようです。
(FIT法は太陽光だけの普及を狙っていない)

FIT法の成立年度を考えれば、法案を素早く成立させることが重要だったでしょうし、
新しい取り組みである以上、デメリットやひずみは現れるのは仕方ない部分はあると思います。
おそらく、海外の法律を参考に制度のベースを作っているでしょうから、
日本の特性に合った形でクリーンエネルギーの制度が進化していくと良いと思います。

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