こんにちは!YS.Mです。
chrootコマンドについて簡単に説明をします。
chroot は「change」+「root」の意味で、
ルートディレクトリを変えるということ。
Unix系のコンピュータで使えるコマンドの一つです。
ルートディレクトリっていうのは、コンピューターのディレクトリ階層で
最も上に位置します。それ以上上にはディレクトリが存在しないのですが、
chrootコマンドを使用すると、
ルートディレクトリ配下のディレクトリにルートディレクトリを移すことができるようになります。
なので、ルートディレクトリを変更した後は変更したルートディレクトリよりも上の階層にはアクセスできなくなります。
このコマンドの用途としては、システム開発において、用意した環境にルートディレクトリを変更してテストを実行したり
レンタルサーバーで個々にディレクトリを割り当てる時に利用されるようです。
ただ、chrootコマンドをセキュリティー目的で利用するのは危険なようです。
詳しくはこちらで解説されていたりもするが、
chrootをして、さらにchrootをすることができないことを利用してchrootされた環境から抜け出してしまうことができるようですね。。
あらゆるコマンドもその利点と欠点を把握して有効に使いたいですね!以上です。