最も知名度の高い音声圧縮技術・音声フォーマットであるmp3(MPEG-1 Audio Layer-3)ですが、
開発した研究機関が2017年4月にライセンスの期限が切れたと発表したようです。
10年前頃だと思いますが、音に関わるソフトウェアを使おうとするとそのままではmp3が使えず、
デファクトスタンダードなファイル形式なのになぜ?と思っていた記憶があります。
そんなこともあり、以下のようなフォーマットが開発されていたようですが…
・AAC
・WMA
・Vorbis
・FLAC
・ATRAC
今の時代あまり音声データのフォーマットを意識する必要が無いというのもありますが、
ほとんどなじみが無いです。
mp3の開発とハードディスク音楽プレイヤーなどの普及の時期が一致していて、
かつ、圧縮率・音質の面で一般的には十分満足レベルだったということで、
一度普及したものを覆すめんどくささの壁を超える事が出来ていないのでしょう。
日本においては2017年末で特許が切れるということですが、
これからmp3に変わる技術がデファクトスタンダードになるのか、
それとも、mp3がさらに定着するのか、気になるところです。