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USB Type-CとMacBook

(既に2年ほど経過していますが)現行のMacBookには、外部接続端子としてUSB-C端子が1個だけしか装備されていないモデルがあります。この端子は名前の通りUSB端子として使えるだけでなく、MacBookを充電するための電源端子や映像を出力する端子すら兼ねています。

端子が少ないと言う点だけ見ると、端子の多いWindowsノートパソコンの方が拡張性に優れているように思ってしまいがちですが、MacBookのUSB Type-C端子にはWindowsノートパソコンには備わっていない特徴があります。Thunderbolt3端子としても使えるという事です。

Thunderbolt3を使うと、MacBookのようなモバイルでも、デスクトップパソコンと同じPCI Expressの拡張バスが使えるようになります。これにより、MacBookに外付けGPUを増設してディープラーニングのような大規模な処理をさせたり、高速で大容量なストレージを増設して超高解像度動画を扱うようなこともできます。

一見すると拡張性のなさそうなMacBookが、実はWindowsノートパソコンよりも高い拡張性を備えている。
一台のMacBookで一般ユーザーと専門ユーザー両方のニーズに応えられる、Appleらしい戦略だと思いました。

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