皆様もご注意ください。

土曜日の、午前中。

6歳の息子が自転車の補助輪をはずして練習をしていました。

曲がろうとして、転び、２０センチくらいの深さの排水溝に転んで…。

うぇーん。

起き上がると・・・、右腕がぷらーん。

ああ。やってしまったか。

運が良ければ脱臼だけですむかも、と思い、あわてて近くの病院へ。

息子はかなり痛そうで、ずっと泣いていました。

すぐに病院で検査をして、先生から呼ばれました。

「上腕の骨が折れています。成長期なので、骨を固定する手術が必要です。

今日は麻酔医がお休みなのでこちらでは手術できません。

別の病院を紹介しますので、そちらで手術してください。」

 えー！！脱臼じゃないの？手術って！？

応急処置で、添え木を当ててもらい、腕をつったら少し楽になったようです。

とりあえず、紹介された病院に急ぎました。

もらった紹介状と、レントゲンの写真を焼いたCD-Rを担当の先生に渡します。

（今はフィルムに焼かないので、画像データしかないそうです。

他の病院に渡すときはCD-Rに焼くそうです）

「すぐに手術の準備をしますが、最後に食事をしてから6時間くらい空けないと

手術ができません。今からだと、夕方ですね。」

むぅ。また、待つの？

とりあえず、入院してベットで休めることになりました。

少し落ち着いてきたのか、息子も笑顔を見せてくれるようになってきました。

のど乾いた、おなかすいた、と文句も言い始める余裕が出てきたのですが、

手術までは我慢我慢。

とりあえず、お父さんが着替えやもろもろを取りに家に帰って、持ってきてくれました。

気を紛らわせるように、お父さんが持ってきてくれたDVDを見ながら、

手術が始まるのを待っていました。

午後8時頃、ようやく手術が始まりました。

子供は暴れるので、全身麻酔をする必要があるそうです。

1時間30分くらいで、無事終了し、部屋へ戻ってきました。

麻酔が切れていないので、息子の言っていることがよくわかりません。

どうやら、かなり痛いようで、泣きながら怒っています。

痛み止めの座薬をもらったら、少し落ち着いたらしくうつらうつらと眠っていました。

時々、「飲み物飲みたーい！！」と怒りつつ、うなされていました。

麻酔が切れてくる夜中の1時までは飲み物は禁止です。

なんとかなだめていたのですが、息子は1時になったとたんに「飲んでいい？」と起きだしました。

少し飲んだら落ち着いて、また眠りだしました。

朝方、痛がったのでもう1度座薬を入れて、落ち着いてくれました。

私もようやく少し眠れました。

日曜日の朝、目を覚ますと、息子も起きました。第一声は「ご褒美は？」でした。

だいぶ元気になったようです。いつものゴーオンジャーを見て、喜んでいます。

先生が回診にきて、このまま高熱が出なければ、月曜日に退院できますよ、

と言ってくださいました。

昼ごろに、いろいろ着替えや暇つぶしをもってお父さんがやってきました。

息子は頑張ったご褒美に、ゴーオンジャーの合体ロボットのおもちゃ（エンジンオー）を

お父さんに買ってもらい、ご機嫌です。

右手はギブスで固定されているので、左手だけで器用に変形させて遊んでいました。

その晩は、ぐっすりと痛み止めなしで眠ることができました。

翌日、無事退院することができました。

 

あわただしい週末でした。

皆様も、骨折にはご注意ください。