こんにちは。R.Yです。
今日のキーワードは昨今話題の、Twitterに似たSNSのサービス「マストドン」です。
一番の特徴は、運用をしたい人がサーバーを立てて運用できる、ということです。
今までのSNSは運営会社が用意したサーバーに、利用者がログインする、という中央集権的な形でした。
マストドンは、サーバーを立てたい人が立て(マストドンではこれを「インスタンス」と呼びます)、
利用者は好きなインスタンスを選んでサービスを利用することができます。
インスタンスのソースはGitHubに公開されており、誰でも利用できます。
インスタンス運営者は、そのインスタンス内での運営ポリシーを決めることができて、
(こんな投稿は辞めてね、等)そのインスタンスの雰囲気をある程度決めることができます。
また、インスタンスは運営者毎ですが、他のインスタンスのユーザーをフォロー
することもできるようで、インスタンス間で「ゆるくつながっている」という感じらしいです。
自分の拠点となるインスタンスがあって、その他のインスタンスにも出張していくことができる、
という感じでしょうか。
一社が独占的に運営していて、広告を必ず見なければならない、という不自由さから少し開放され、
やりたいようにコミュニティを作れるところに可能性を少し感じます。
ただ、悪意のある人がインスタンスを立ち上げていると、メールアドレスとパスワードを抜かれてしまう、
(なのでパスワードの使いまわしは厳禁)という被害も想定されるので、登録するインスタンス選びは慎重に
行う必要があるそうです。