創屋ぷれす

WYSIWYGとは

WYSIWYG(ウィジウィグ)とは「What You See Is What You Get(見たままが得られる)」の頭文字で構成されたワード。
たまに見かけますが、見かける場所では常識のワードとして扱われているような印象があります。

唐突ですが、初期Mac(Apple社)にはビル・アトキンソン(Bill Atkinson)さんが開発した、
下記プログラムが搭載されていたそうです。

■ QuickDraw
Toolboxとよばれるライブラリー群に含まれるグラフィックライブラリー。
今日のペイント系ソフトの元祖になったMacPaint(プログラムのサイズは60KBだとか…)はもちろん、
OS部分の機能も画面描画にはすべてQuickDrawを使用。
(MacPaintはブラウザ上で再現されているようです)
http://www.cloudpaint.com/classic

WYSISYGなのは、画面描画だけでなく印刷(ドットインパクト方式)の際にもQuickDrawが使用されていた、という部分です。

解像度ついてもWYSISYGな部分があります。
初期Mac(512×384ドット/モノクロ)は固定解像度で72dpiであり、出版で使われる長さの単位ポイントのサイズ(1pt=1/72インチ)と同じです。つまり、画面の中の文字サイズと、印刷して出てきた文字サイズが同じになります。

今日では、「画面(虚像)」と「印刷(実像)」の対比だけでなく、WEBページの作成、アプリのGUI作成、リッチテキストの作成などで、配置座標や装飾(色・効果)が、「エディター(虚像)」上と「実稼働環境(実像)」上とで一致するか、という観点で使うことが多いようです。

そもそも、頻繁は目にしない・日本人的には覚えづらい言葉ですが… そのものズバリの同意語が無いんですよね。

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