創屋ぷれす

APIエコノミーとは

■ API (Application Programming Interface)
簡単に言えば、ソフトウェアが「こういう情報を教えて(渡して)くれれば、こういうことしてあげるorこういうものを返してあげる」と公開する仕様。

■ WEB API
2000年代からWEBで利用できるAPIが公開され始めました。

2002年 Amazon 検索WEB API
2005年 Google / Yahoo 地図 WEB API
など

■ API エコノミー
Google Mapsなどは、どちらかというと、ソフトウェアの世界の中だけでの機能と言えると思います。

しかし、最近では、企業のビジネス/サービスまでAPIを通じて提供されるようになってきているようです。

事例としては、配車サービスのUber(ウーバー)が有名です。
スマホの画面で、ボタンをクリックすると、APIを通じてハイヤーを呼ぶ、といった事ができます。
この場合、ユーザ情報+場所情報を渡すと、車が来る、というAPIをUberが提供している事になります。

重要な事は…
・APIが公開されているため、外部のサービスに組み込める
・企業単位ではなく、API/サービス単位でビジネスを構成できる
という部分かと思います。

■ 課題
いろいろと課題もあるようですが、下記は一般的な懸念事項かと思います。
・セキュリティ
… インターネットに公開するので、サイバー攻撃のターゲットになってしまいます。
・レスポンス/信頼性
… サービスから他社のサービスをAPIから利用している場合、通信が遅くなったり、障害が発生した場合は、影響をそのまま受けてしまいますね。

Google / IBM / Microsoft 社や、その他グローバル企業がAPIの標準を調整しはじめているようなので、今後はAPIを利用したビジネスは増加していきそうですね。

創屋のホームページはこちらから

Comments are closed.