ICT とは。
ICT(Information and Communication Technology):情報通信技術
「IT(Information Technology)」に代わる言葉。海外では、ITよりICTのほうが一般的。
■ 省のWEBサイト
総務省のWEBサイトはICTという文言になっていますし、文科省の資料などもICTになっているようです。
ただ、以前に作成したページ・決まった制度などは「IT」という文言のままなので、2つのワードが入り混じっている状態ですね。
■ 世間
世間一般には「IT企業」というフレーズが10年ほど前に完全に定着してしまったし、ゴロも良いので、多くの人にとってはITのままだと思います。
とはいえ、学校教育ではICTになっているようなので、若い世代には浸透しているのかもしれません。
いずれにせよ、海外で使える用語に統一するのはメリットがあると思います。
いまさらですが、平成17年版情報通信白書(2005年)に、世界では「ICT」が主流との記載があり、
ちょうどそのころが日本のIT企業ブームだったと思うので、そのころ「ICT」に移行できればよかったようにも思いますが…。
(参考:東北楽天ゴールデンイーグルスの創設が2005年)
あとは、技術の側面だけでなく、通信の側面(Communication)、つまりユーザ寄りの部分に焦点があたってきた、という意識もあるようですね。