創屋ぷれす

BLEとは

BLE (Bluetooth Low Energy) について、ですが、
まずはBluetooth から。

近距離無線通信規格の1つです。

■名前の由来
考えてみると「青い歯」って何?と思いましたが、10Cのデンマーク王の名前が由来とのこと。
詳しくは調べてみると面白いと思いますが、王に因んで「乱立する無線通信規格を統合したい」という意味があるようです。
記号も、北欧の長枝ルーン文字の組み合わせとのことで、予想外でした。
こういう部分に、人の考えとか想いが入っている事を知ると、少し愛着がわきますね。

■電波周波数帯
2.4GHz帯域

無線の周波数帯の多くは免許が必要。
電子レンジなどを自由に使える帯域として2.4GHzが解放されているとのこと。
無線LANのIEEE802.11b/g/nと同じ帯域ですね。

■Class
電波の強度によってクラス分けされるようで、例えば、スマホの場合はだいたいClass2が適用されているようです。

クラス … 出力 :到達距離
Class1 … 100mW :100m
Class2 … 2.5mW : 10m
Class3 … 1 mW : 1m

■バージョン
・~3.0:一般的な従来のBluetooth
4.0~:3.0までと比べ大幅に省電力化。これが BLE (Bluetooth Low Energy) です。
・5.0 :2016年 リリース予定らしい。

◆BLE
・ボタン電池1つのみでも数年駆動可能
・転送速度は1Mbps
・以前のバージョンと互換性なし
・機器の種類ごとにプロトコルが策定され、使用方法をプロファイルと呼び標準化

どういう使い方でボタン電池1つで数年なのかは気になるところですが、
スマホ+IoTという使い方も意図されているでしょうから、恒常的な使い方でもだいぶ長持ちしそうです。
プロファイルの急激な増加(=乱立)による問題もあるようですが、
デンマーク王の由来もありますから、プロファイルも上手くまとまる事を期待したいですね。

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