今日は ワトソン(IBM Watson) についてです。
昨日紹介したコグニティブコンピューティングを体現したシステムとしてIBMによって開発されました。
よく、ワトソンの有名なエピソードとしては、2011年にアメリカのクイズ番組で
チャンピオンになったという有名なエピソードがありますが、現在は2016年。
ワトソンはもっと進化しています。
大量のデータを処理して、ヒトの意思決定のサポートをしてくれるツールが出始めています。
料理に合うワインを選んでくれるアプリ、洋服をデザインするアプリなど、日常生活に近いものから、
金融、教育、医療、など、ビジネス分野、公共福祉の分野にも活用され始めています。
また、サイバーセキュリティの分野でも活用が進み、
膨大なデータの中から、隠れたサイバー攻撃の兆候を
示すパターンを見つけ出すことが可能になる日も近いと考えられます。
IBMのクラウドサービスであるBluemixでワトソンのAPIがデモ利用できるようになっているので、
気軽に試してみることもできるようになっています。
お時間がある方は、挑戦してみてはいかがでしょうか?