創屋ぷれす

Scribusとは

Scribus(スクライバス)というオープンソースのDTPソフトについて調べました。

Adobeのソフトウェアとオープンソースのソフトの対比で考えると、
・Photoshop → Gimp
・Illustrator → Inkscape
・InDesign → Scribus
…ということになります。

■ 動作環境
Linux/Unix/Mac/Windows

■ 機能
・CMYK出力対応
・裁ち切りレイアウトに対応
・PDFで出力

■ 用途
新聞、パンフレット、会報、ポスター、冊子
※ レイアウト重視の印刷物

■ デメリット:
・日本語の縦書き・右綴じに対応しない

WEBで検索してみると総じて日本語への対応が不十分なため、限られた用途でなら使える、という事のようです。
弊社でも一部パンフレットを印刷屋に入稿する際に利用しており、担当者に聞いてみたところ、
・WordからPDFを作成する方法はあるが、レイアウトが崩れるためScribusを使用した
・1.5.2 バージョンを使用したが、日本語が文字化けするなど問題があった
…とのこと。

日本語対応が強化されるのを期待したいですが、ユーザが少ないと改善対象になりにくそうですね…。

補足 2015/05/12:
“Scribus”の”i”発音について調べてみたところ、FAQに記載があり Long I=アイ が公式のようです。
https://wiki.scribus.net/canvas/Curio
How do you pronounce Scribus? → ”Skry – bus”. Long I, not short I. It is also similar to “Scribe” + “us”.

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